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zoom RSS もう一つのヨコハマ・トリエンナーレ

<<   作成日時 : 2014/10/18 22:06   >>

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横浜では現在、3年に一度のアートの祭典

横浜トリエンナーレ2014(以下、横トリ) が行われています。

僕もそちらの会場には鑑賞しに行きましたが、今日はそちらではなく、黄金町界隈でやっているもう一つのアートの祭典、

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「仮想のコミュニティアジア 黄金町バザール2014」
http://www.koganecho.net/koganecho-bazaar-2014/

の話をします。


昔は結構アブない町として知られた黄金町や日の出町界隈を、近年、市などがギャラリーやショップなどアート事業に斡旋してアートの町になっています。

先週の月曜日に子供を連れて行ってきました。何気なく行ってみたのであまり期待していなかったのが正直なところ。

インフォメーションで地図をもらって黄金町界隈のいろんな店舗やギャラリーの展示を、見て回るのですが、これが意外に楽しかった!


いろんなアーティストの作品は面白いのですが、それがある各展示場が「古い!」「狭い!」「階段急!」となんとも昭和を感じる建物が多いのです。そこがよかった。
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(家宅侵入罪な気持ちで階段をあがると・・・・)
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(各部屋にこんな作品があったりします。各展示場こんなかんじ・・・)

大体の店舗には誰もいないので、勝手に入って3階まで上がって、人んちにおじゃましたような妙な感じになりながら作品鑑賞をするんです。

近年忘れかけていた新鮮なアートを見ている感覚。

(昔はこういう空間が当たり前だったけど、いまは、現代美術界もお金があって、最新のビルの綺麗な空間にあったりする。それがだんだん当たり前になっていたけど、昔は汚いビルに有名なギャラリーがあったりしたもんな〜。)

そんな昔を思い出しながら各展示場を回ったのでした。

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息子たちは各会場にあるスタンプラリーに夢中で、ほぼすべての展示会場を制覇しました。

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点線が壁に書いてあるので何かな?とたどって行くと・・・・・
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一生懸命書いてる人がいた。
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そして夜暗くなったら、上に人がいたからビックリすると・・・・
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映像だった。
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今回の横トリは過去の作家や結構年上の作家が多いようなので、若くて粗粗しいが新鮮なアートを見たいならこちらもおすすめです。

子供がいる方は一緒にどうぞ。



〈作家として私の意見を補足します〉
このような行政がバックアップしてアートで盛り上げるのはいいことだとは思うのですが、はたしてそれはアーティストたちが望んで集まってくる土地なのかというと疑問に思う。NYのソーホーやチェルシーのそれとは性質も違う。行政などが絡んだ場合、政治的な作品や性的な作品は懸念されるだろうし、どうしても作風に制限ができてしまうだろう。アーティストの方もそれをよく踏まえていつか自立する姿勢が必要だし、運営側もどんどん新しい領域に切り込んでいく姿勢が必要だと思う。これからの黄金町アート文化に期待しています。



深堀隆介
Riusuke Fukahori







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