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zoom RSS 気づかない美、それは近くに

<<   作成日時 : 2012/06/04 01:09   >>

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僕が金魚を描きだしたきっかけになった「金魚救い」が起こった時、

どうして、こんなにもずっと近くにいたのに、僕は全く気がつかなかったんだろう・・・。本当にごめん金魚ちゃん。気がつかなくて。 でもありがとう。 

君から得たその感覚、いただきます!



と、 そんな気持ちになったのを覚えています。

しかも僕の心を動かしたのは、金魚の中で最も安価で、熱帯魚のエサ金としても売られている「和金」だったわけで・・・・。

でもその時の和金は、どんな高級金魚よりも、どんなカラフルな熱帯魚よりも美しかった。


つまりあの時、僕の脳内で革命が起こったわけです。 いままで何とも思わなかったものに、ものすごく深い美をみたんです。 それはいまでも変わりません。


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最近、野に咲く小さな花が気になってしまう。 ウォーキングしていると、道端に咲いている花に心が惹かれます。そんなことは、いままでそんなになかったのに・・・・なぜだろう?

だんだん歳をとって、脳内構造が変化していることもあるかもしれません。 でも素直に美しいと思えるようになりました。



現代の金魚も花も、品種改良されて原種から遠く引き離された形になっています。 それは、改良の歴史の中で、皆が「美しい美しい」と称賛を繰り返し、今日まで人間の手によって磨かれてきたものです。

僕はそれはそれで美しいと思うし、凄い労力の賜物だと思います。 しかし、アーティスト気質なのか、その原種の事が気になって仕方がない・・・。

その物の起こりやアイデンティティーの礎となった「源」を考えるとウズウズしてしまう。 金魚も、花も、我々日本人も、何に対しても、その起こりや生い立ちがどうしても気になってしまいます。


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僕は、その「源」にこそ、美の本質があるように思うんです。



ファッションモデルの人は確かに美しいけれども、一つの美の尺度と言うだけで、美しさはそれだけではありません。 化粧を取った飾らない美しさもいいものです。
(※僕はときどき、工事現場で働いている女の子にキュンときたりもします(笑)。)


何でも言えることですが、一つの尺度にとらわれてしまうことは本当に虚しいものです。


皆さんもいつも気にもかけていない物をじっくり見てみてください。きっと見え方が変わって、急に美しく見えてきた物があるはずです。

「このお茶碗、こんなに綺麗だったんだ。」とか「ひらがなって、どこかの外国の字に見えてカッコいい。」とか、いろいろ発見があると思います。

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あと、仕事や学校などで自信のない人は、自信がなくたっていいんです! その自信のないことが、実はもっとも自信に繋がるんだって知ってほしいし、世の中はあなたを必要としている事を知ってほしいと思います。



あなたも美しいんです。


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深堀隆介
Riusuke Fukahori












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