ゑびすビルの階段金魚

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先日名古屋に用事で帰った際に、長者町というところに行きました。


僕にとって長者町はなつかしい場所。なぜなら、12年前に「ゑびすビル」という小さなビルがリノベーションされて、ファッションや雑貨店などが入り、その中に「エビス・アート・ラボ」というギャラリーができて、そこで個展をさせていただいた経験があったんです。



いまでは、長者町もアートやファッション店、雑貨店などおしゃれな店が増えていますが、僕が個展をしたときの長者町は、ほとんどが卸問屋の建物で倉庫や事務所しかないような町でした。


土日は、歩く人も見当たらなくなるくらいの場所でした。東京の浅草橋の問屋街みたいなところでしょうか。



でも、当時「アートで町おこしをしよう!」と空きビルだったこの場所に、アート、ファッション、レストランなどのオーナーを募り誕生した商業施設第一号がゑびすビルだったんです。


12年経って、どうなっているかと訪ねてみました。



ちょっと気になることがあって・・・というのは、4階にあるギャラリーまで続く階段には、僕がサプライズで描いた金魚がいるのです!


その子達が消えていないか気になって見に行ったという訳です。

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階段だけは旧ビルのときのまま、昔と変わりなく一安心。


割れたPタイルの隙間に見え隠れするように金魚を描きました。舗装されたら無くなってしまっていたでしょうね。


これを描いたときは、8月の尋常ではない猛暑で、僕は汗だくで描いたのを覚えています。



でも、よく消えずに残っていたと思いました。12年ですよ・・・・踏まれまくってるはずなのにね。

消えちゃった子もいましたが、まだまだ泳いでいます。
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↑4階の階段のPタイルは全てはがされて、当時の様子と変わってしました。


でも金魚は露わになって、これはこれでいいかも。


もし、名古屋に行かれた際に長者町のゑびすビルの階段金魚を見に行ってやってっください。







4階のギャラリーでは偶然、知り合いの今枝大輔君たちのグループ展がやっていて、昔話に花を咲かせました。

皆、元気そうでなによりでした。







深堀隆介
Riusuke Fukahori