金魚と日本人の意外な一致

皆さん、日本人が何故こんなに金魚をめでるのか、考えたことありますか?
今日は、僕の考えを言いたいと思います。


金魚って「地味」な印象もありますよね。僕は、正直子供の頃、そうおもっていました。

それは、きっと近年渡来してきた熱帯魚たちのせいだと思います。金魚の持っていない「青」や「ピンク」といった色をもっている熱帯魚は、実際派手に感じますよね。

金魚も、江戸時代にはビックリするほど派手に見えたはずですが、時代の流れでしょうかねぇ。

とは言っても、けして日本人は金魚に派手さを求めているわけではないと思います。日本人が金魚に求めているものは、一体なんなのでしょうか。考えてみましょう。

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以前、外国の方々が僕の作品を見て、「これはKOI Fish(鯉)ですか?」とか、「熱帯魚は描かないの?」など言っていたのを聞いて、僕はハッとしました。

日本人は、鯉と金魚の違いはほとんどの人がわかるし、金魚と熱帯魚は区別しているということに気がつきました。


どうやら、外国では金魚も熱帯魚も、同じ観賞魚というくくりで認識しているように感じました。



でも、皆さんは、決して同じとは思いませんよね・・・。金魚は、金魚って分けて考えますよね。金魚に特別な感情を持っていることに気がつきませんか?


夜店の金魚すくいも、その感情に一役かっていますが、もっといろんな事が関係して日本人が金魚に対して特別視をしているんです。

詳しくは、後日発売の作品集内の「金魚考」で述べようと思います。


でも一つだけ言いますと、我々日本人(大和民族)のルーツは、中国大陸にあります。

金魚のルーツも中国大陸にあります。



同郷なんです。


日本人の「愛(め)でる」とは同郷愛からくる感情が含まれていると思います。

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そして、「我々は日本人なんだ」というアイデンティティが芽生えたのは、約1500年前(大和飛鳥時代)から・・・・・・・。


一方、赤いフナが中国の野池で発見されたのは1500年前・・・・・・・・・「!!」



偶然でしょうか?


金魚と日本人は、偶然にも同じ歴史の長さを歩んできたのです。





僕たちは、金魚に日本人を見ているんです。  (いや、日本人が金魚なんです。)





深堀隆介
Riusuke Fukahori



※注意書き。
日本人の起源が描かれている、古事記、日本書紀は正史ではあるが、私は真実とは断定できないため、日本人誕生が1500年前(仁徳天皇や雄略天皇など)というのは、不確かであるが、それだけ日本人誕生には謎が多いし、金魚発見が1500年前というのも不確かな事であり(2000年前説もある)、金魚も日本人も
「おめーら何もんなんだ!」という点では、かなり一致していると思っている。