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zoom RSS おばあちゃんの茶碗

<<   作成日時 : 2014/02/27 23:36   >>

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僕がよく抹茶を飲むのに使っている僕の宝物のお茶碗。気に入ってます。


昔、長崎でお茶の先生をしていたおばあちゃんが、お茶碗に興味があった当時20代前半の僕にくれたものです。

おじいちゃんが亡くなってから、おばあちゃんは、茶室のあった旧宅を離れることとなり、お茶の先生も高齢を理由に引退しました。


この茶碗をもらったとき、おばあちゃんにこの茶碗のことをよく聞かなかったため、今になってどんな茶碗なのかわからない状態です。


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なかなか味わいのある碗で、凹ませたところに陶工の親指の跡が釉薬についていて、抹茶を飲む時、僕は、名も知らない昔の陶工と手が触れ合ったような感覚をたのしんでいます。


裏の署名をみると、はっきりとは読み取れませんが、「玄扁」(?)と書かれているようにみえます。

でも調べても「玄扁」なんて陶工は見つかりません。



僕は、国宝の茶碗が載っている図録で「竜田」という名碗が似ていると思ったのですが、なんかちょっと違うみたいです・・・・


で、「玄」という字をたよりに調べてみたら、昔、対馬にいた「船橋玄悦」という茶人にいきあたりました。


いろいろ調べてみると、桃山時代から江戸時代初期に対馬藩で「御本茶碗(ごほんちゃわん)」という高麗の茶碗をお手本にした焼き物を発展させた人物らしい。


あの大茶人・古田織部に匹敵する茶人だそうです。しらんかった・・・・


その玄悦の「玄」と何か関係はあるのかわからないが、対馬の御本茶碗をみてみると、色合いがよく似ていて、中には僕のと同じような独特のうずまき状の筋が胴にあったりして、一番近いように思いました。


あと、おばあちゃんは長崎だっただけに、対馬物というのは普通にありえる話だと思ったわけです。

対馬は今は長崎県だしね。




あとは、署名の「玄扁」が「船橋玄悦」と関係あるかどうかだけどね。。




どなたかご存知の方いらっしゃいませんでしょうか?









深堀隆介
Riusuke Fukahori











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