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zoom RSS 割れの美、欠けの美

<<   作成日時 : 2013/01/17 20:12   >>

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僕は樹脂作品を作る際に、描く金魚も重要ですが、「器」の方もかなり重要なんです。


金魚を描く器は、何でもいいわけではなく、特別な意味みたいなものを器に求めてしまいます。


そのせいか使う器は、誰かが使ってきた愛用品や、自分が使って欠けてしまった陶器などをよく使います。


割れたり、欠けてしまった器を、コチョコチョと自分なりに補修します。


この補修したところに、何だか知らないけどキュン! ってくるんですね。わたくし。

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新品の器より、僕は好きです。

割れの美、欠けの美と申しますか・・・・・いいでしょ、こういうのも。


だってさ、新品の器って職人さんがお茶飲むために・・とか、ご飯よそうために・・・とか、日常で使ってくださいという気持ちで作ってくれたものでしょ。

だから新品を僕の作品にするために使うのは気が引けちゃうんです。やっぱり日常生活で使ったほうがいいわけです。



でも不注意で割れるんですよね陶器って。 

そこで、こういった役目を終えた器をもう一度使えるように直して、自分の作品に使ってあげようと思い、いつしか使い古された陶器や木椀を使うようになったわけです。

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そういった歴史をもった器の方が、金魚も浮かんでくるんですよ。不思議と。

すでにこの器たちには金魚が見えます。みなさんは見えますか?

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深堀隆介
Riusuke Fukahori









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