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zoom RSS 国新美SFT「色浴ノ秋」展開始&脱・和風の話。

<<   作成日時 : 2012/09/20 06:44   >>

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国立新美術館B1にあるスーベニア・フロム・トーキョー(SFT)にて個展「色浴ノ秋(しょくよくのあき)」が始まりました。


今回は、また新たな領域に挑戦してみました。

その一つは、「脱・和風」ともいうべきもの。 


和風は嫌いではないのですが、いままで僕の展覧会だと金魚ということもあって、どうしても「いわゆる和風」なディスプレイやDMにされてしまうことが多かったんです。でも実は、僕は金魚に和風はあまり感じないのです。


ビックリでしょ。 ふつう金魚というと江戸風とかお祭りとかのイメージと重なりがちですが(それは確かにイメージありますが)、僕は、金魚にノスタルジーをみたから描き出したのではなく、普段汚く飼っていた金魚に美を見たわけで、心を動かされたのは、品評会でもなく、すごいアクアリウムでもありません。

ただ、普段の生活の中に崇高を見た。 それが正解です。


普段の生活には和風もあれば、洋風もありますよね。日本の住宅には西洋や東洋が混とんとしています。そこが現代日本の日常だと思っているのです。



金魚救いの文章の最後にある「僕の探していた答えが、アメリカでもなく、ヨーロッパでもなく、まさにこの部屋にあった」とは、このことを言っています。 「この日本」とは言ってません。

この部屋とは、まさに和風も洋風も・・・演歌もロックも・・・ハンバーグを箸で食べたり・・・・畳にベッドを置いて布団を敷くとか・・・・・など混とんとした我々日本人の象徴なんです。


そして、そこに金魚がいた。 「いた」んです。



ついでに僕もいたんです。




そういう意味でも、今回の展示は、まさに僕らしい展示になったと思っています。

楽しんでいただければ幸いです。


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※最後に「〜風」の話
 洋風の「風」は、「西洋のもの」ではなく、「西洋っぽいもの」という意味ですよね。だから西洋ではないってことです。「っぽい」ですから。 
じゃあ「和風」ってどうなるんでしょうね。「和っぽい」っていう意味だったら、和ではないってことでしょうかね。 「和風料理」とか普通に言ってますけど・・・・

そういう意味では、この前のmatohuさんとのコラボは、「和風」ではありません。あれこそ「和」です。日本人が大切にすべきものです。





深堀隆介
Riusuke Fukahori









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