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zoom RSS うつくしき 椎の葉

<<   作成日時 : 2012/05/09 22:38   >>

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去年の秋にアトリエ横にあった林が全て伐採され、何も無くなって寂しい感じになってしまったんのですが、切られた木の一つに大きな椎の木(多分?)がありました。

毎年大量のドングリを付け、楽しませてくれた木でした。(骨の金魚作品: 天樫ノ緋魚[あまかしのひのな]もこの枝から作りました。)

その木が切られる時、伐採業者の人にお願いして、何本か遺骨ならぬ「遺枝」をいただきました。


その枝についていた葉っぱが、日に日に深緑色から茶色く変色し、ある日、見てみたら、なんか綺麗だったんです。


ね?綺麗でしょ。 普通の枯れ方じゃない感じがします。



これを、何枚か選んでコーティング。  資料用に取っておきました。

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こういう葉っぱの印象が、後々僕の作品に影響を与えます。


どうなるかは、これからのお楽しみです。






それでは最後に万葉集から、謀反の疑いをかけられて囚人となった悲劇の皇子、有間皇子(ありまのみこ)の歌を一首。



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家にあれば 笥に盛る飯を  草枕 旅にしあれば 椎の葉に盛る
いへにあれば けにもるいひを  くさまくら  たびにしあれば しいのはにもる


(家にあれば食器に盛るべき食べ物を 囚われて連行中の身にあるため 椎の葉に盛っている。)




椎の葉から、太古の人に思いを馳せる・・・「けにもるいひ」って・・・・・・グッ!・・・・






深堀隆介
Riusuke Fukahori



 

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