深堀隆介 のブログ 金色ノ鮒

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zoom RSS 樹脂中に描くという発見。

<<   作成日時 : 2012/02/21 23:52   >>

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アンビリーバボーの放送後、大変な反響をいただきありがとうございました。

いろんな取材が大変多い昨今、ちょっと気になったので一言。

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僕の樹脂に描くことばかりが取り上げられ、最近は作品の本質よりも工程ばかりを見る人が多いのは、しょうがないことかもしれません。


でも、作家本人としてはちょっと残念でもあります。


いままでは、個展などでも僕を知らない人や、「どうせ立体の金魚なんだろ」と思いこんでいる人などに見せてきたので、お客さんに制作工程を教えると、そりゃぁもう!驚き方はものすごいものがありました。


今は、工程の面白さだけが1人歩きしています。



考えてもみてください。 タネあかしを先にするマジシャンはいないでしょ。




でもね、樹脂の工程を知ると、僕の作品がより面白くみえたんじゃないかとも思いますし、何よりも美術に興味がない人がどんどん興味をもってくれている思うと、工程を公開した甲斐があったのかなと思います。

結局いつかは、皆知ることになるわけですしねぇ。

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この技法はもう10年目になります。    


8年間は誰にも見せず、1人で試行錯誤してきました。 


10年前樹脂中に描くことを発見したとき、もちろん美術界では誰もやってませんでした。

だから先生なんていませんし、師匠だっていません。誰も教えてくれないので、失敗を続けながらこの技法を自分のものにしなければいけませんでした。


最初は、結構バカにもされましたが、少数の人が応援してくれました。


僕の画力はまだまだですが、ただ一つ言えることは、絵がうまい人でも樹脂上に描き重ねていくことは、そう簡単にはできないと言い切れます。 ツルツルの表面ですし、樹脂を入れると反射光が変わり、絵具の色が変わることなどを考慮して描かなければならないからです。

あと、樹脂の取り扱いには3年くらいは経験がいります。 僕は2年間くらいFRP(強化プラスチック)工房で働いた経験がありました。


などなど、いろいろあります。 そうして8年目になった時、TV取材で初めて技法を公開しました。


でも、百聞は一見にしかずとはよく言ったもので、映像をみた人はみんな僕の作品の面白さに気づいてくれました。


だから、少しは出し惜しみせず公開した方が、より人に伝わるんだなぁと実感もしました。もちろん秘密もありますよ(笑)。おわり




深堀隆介
Riusuke Fukahori










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