深堀隆介 のブログ 金色ノ鮒

アクセスカウンタ

zoom RSS 僕は樹脂作家ではない

<<   作成日時 : 2012/01/10 13:33   >>

トラックバック 0 / コメント 0

世界中で、僕の樹脂の技法がやっぱり面白がられてしまっていますが、これだけは言わせてください。



僕は樹脂作家ではありません。



そこは、勘違いしないでください。


僕は、金魚という存在に表現すべき全てをみた男で、いわば金魚に秘められた「言語」を聞いて言葉を発するように表現しているだけです。
画像


だから樹脂技法は10年前、僕が更なる金魚の表現を考えていたとき偶然生まれたもので、たくさんある僕の金魚の表現の一つなのです。
画像


もし、僕が樹脂作品だけ作るようなスタイルだったら、今よりもポンポン作れるかもしれません。 たくさん作ってもっとたくさんの場所で売ることも可能かもしれません・・・。


でも、僕はそれをしたくはありません。 工芸的になりすぎたくはないんです。


たくさんある技法や考え方を模索しながら、いろんな表現を金魚で試してみる・・・それが僕らしいスタイルなんです。



僕は、あくまでも「金魚」という存在が日本人としての僕に語りかけてくる波動をキャッチしているだけなのです。


「僕と金魚」の位置関係、「日本人と金魚」の位置関係、もっといえば「人間と金魚」の位置関係、を描いているのです。わかりますか? 

画像

普通、絵描きの人は金魚を描く時、現存する売っている金魚を描きますよね。 それはいわば金魚屋さんで品定めして金魚を買っていくお客さん側の視点なんです。

でも僕の場合は、自分の美しいと思う金魚を創りだして、それを売る金魚屋さん側の立場にいる作家なのです。 つまり養魚場のおじさんと同じなんです。



だから、自分のアトリエを”金魚養場”と名乗っているのです。



しかし、巷で「金魚絵師」といわれていることには、少し違和感もあります。 メディアでそう言われることには一応抵抗はしますが、一般の方にはわかりやすいということで表記はメディア側に任せています。



だから皆さんには、僕自身は「金魚絵師」とは名乗っていないことを知っておいてくだされば結構です。





僕の樹脂の技法は、世界で誰もやっていないならば、日本の文化といわれる日が来るかもしれません。

そういう意味でも樹脂の技法は守っていきたいと思います。


でも、樹脂だけでなく平面、立体、パフォーマンスなどいろんな手法をやっているのが本当の僕です。



それをご理解いただき、これからもこの深堀にお付き合いくだされば幸いです。


画像




深堀隆介
Riusuke Fukahori





テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

僕は樹脂作家ではない 深堀隆介 のブログ 金色ノ鮒/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる