深堀隆介 のブログ 金色ノ鮒

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zoom RSS フェリス・ベアト写真集

<<   作成日時 : 2011/05/01 12:18   >>

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今日は、僕が持っているフェリス(フェリックス)・ベアト氏の写真集「Felice Beato in Japan」(Ed. Braus, Heidelberg1994)をご紹介します。

僕は、この本を初めて見た時の衝撃は未だにはっきり覚えていますし、今見てもドキドキワクワクします。

だって、江戸時代末期の日本が綺麗な写真としてこんなにはっきり残っているのですから。ほんとに凄いですよね。

そして「ベアトさん良く撮っていてくれた」という感謝の気持ちでいっぱいになります。

でも、今ではインターネットですぐにこの手の写真が見られるから、ありがたみが無くなってしまった気がしますが、時代ですかね。


 
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↑開港直後の横浜です。写真下に見えるのは今の元町だと推測されます。今のおしゃれなイメージの元町とは違いますねー。

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↑これは、小田原だそうで、東海道をベアトさんが歩いて箱根まで行くまでが写真集には掲載されています。
ああ、このころに行ってみたい! 多分、今は無くなった濃い小田原弁も聞けるだろうし。

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あと、巻末にある庶民の生活を撮った写真群が絶品ですね。

当時の人々の暮らしぶりや活気が活き活きと伝わってきます。中には、さらし首の写真もあり、かなりリアルなのですが、その辺は気持ち悪いと思う人もいるのでUPしませんでました。


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↑当時の郵便屋さんの飛脚でしょうか。足がとっても速そうだし、いい絵でしょう。僕は好きですね。こんなおじいちゃんいたな。(いいなー日本って)



この写真が1863−1873に撮られたものなので、あと100年もすれば僕が生まれてくると思うと、たったの100年で日本はものすごく変わったんだと思わされる。

不思議なことに100年前の写真を見ると、そこから室町時代や、鎌倉時代、平安と、さらに過去の街並みなどを連想し、思いを馳せることができるのですが、現代の町並みからは、だんだん昔を連想することが難しくなってきたように思います。

タモリさんが言ってたように、都市開発するのはいいが、少しは街並みを残してほしいと僕も思います。(ちなみに僕も地図見ながら、1、2時間は茶が飲めます。ははは)


僕は、明治以前、明治以後で日本は、何か大きく変わったように思います。

邪馬台国から江戸までのひとくくりと、明治から平成のひとくくり。おおげさかと思われるかもしれませんが、僕には江戸と明治の間には大きな線があるように思うのです・・・・。




深堀隆介
Riusuke Fukahori






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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
私の仕事場にも99歳(明治45年生まれ)の利用者様がいます。
その人から聞く話と今回の写真を照らし合わせるととても鮮明に見えます。

ちなみに飛脚の人の右手右足の同時に出す『なんば』という歩き方でとても疲れにくいらしいです
パグ太郎
2011/05/01 19:07
パグ太郎さん
コメントありがとうございます。
99歳とは凄いですね。当時いくら文明開化だといってもほとんどがこの写真と同じような感じだったと思います。お元気そうでなによりです。
飛脚の人の走り方は、「なんば」というのですね。走法は聞いたことがありました。僕もやってみようかな。   深堀
fukahori speaking
2011/05/01 21:08
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