深堀隆介 のブログ 金色ノ鮒

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zoom RSS 3年は我慢して・・・

<<   作成日時 : 2011/02/03 02:53   >>

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今日は、僕の大学卒業してからの不安だった気持ちなどを書こうと思います。 

現在学生の方など、将来に不安がある人などの「喝!!」になればいいかと思います。

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       ※16年前の卒業制作作成中の風景 不安でいっぱいだった・・・


僕自身、大学生の時、就職活動を一切しませんでした。何となく就職より、漠然と何かものづくりをしていきたいと思っていました。

自由に生きていけば何とかなるさと本気で思っていました。でも、今思えばすごい甘チャンだったと思いますね。(こういう考えの学生さんいるのでは?)


現代アートと呼ばれる分野に興味あるけど、「自分にはアートしかない!」と気づくまでには、まだまだ先の4年後の事。アーチストと自分の事を言う日が来ることなど考えてもいませんでした。


就職活動しなかったから、その間の学生生活はかなり不安もありましたが、その不安を卒業制作にぶつけていたように思います。(おかげで卒業制作作品は、教授賞をいただきました。)

   
           しかし、ここからです!



卒業制作も終わって、やり遂げた感が強かったせいもあって、うかれたまま、卒業式の日がきました。

式終了後から肩書きが全くない只の若者になった事を、その時初めてリアルに・・・・・本当にリアルに実感したんです。

熱から覚めた時の何とも言えない虚無感・・・・。



「どうやって生きて行こう・・・」 いままでだったら、「学生です」といえばどこでも優しくしてくれたけど、いまは、「いやぁーなんかーあのー造形屋さんでバイトしたりして・・・」と言っただけで、白い目で見られる。

そして、「何もしてないのか!」と決めつけられ軽蔑のまなざしを受ける。(いくら毎日朝から深夜までバイトしても「何もしていない人」になるんです。肩書きなんですよ日本って。)

「何もしていない訳じゃないー!」っと心の中で叫ぶが、声にならない。“何かをやっている”と胸張っていう自信もない訳で。



その頃、初めて「暇が恐い」という感覚を知ったのです。 そして、とにかく手帳に予定がいっぱいになるようにいろんなバイトの予定を詰め込みました。


そして気づくのです。
いままで、僕は「学生」という肩書に守られて育ってきたんだ!やるべきことは、全て学校が与えてくれていたんだ!自分の力でお金を生み出すことなんて、授業で教えてくれないんだ!・・・と。



それよりも 今思えば、学生の時って誰だって少しは自信過剰で小生意気でしょ。大学の外へ放たれた事がないから、本当の社会を知らないんだけど、バイトとかで知った気になったりしている。


会社に入ることは、バイトとは違いますよね。


給料をいただき、ボーナスがあり、税金を払い、元請けと下請けの関係を保ち、上司部下との関係も保ち、そして、社会的責任の重さを知る訳です。


僕は卒業後、2年間FRP造形やディスプレイ造形屋の過酷なアルバイト生活を続けるのだけれど、最終的に、その内のある小さな造形屋さんの従業員として就職しました。肩書きが2年ぶりに復活!(この時はめちゃくちゃ嬉しかったー。)


その時の就職経験が今、本当に役に立っていると思います。



そして就職して良かったことは 「頭を下げる」 ことを覚えたことです。




学生気分が抜けない小生意気だった自分とは、明らかに変わりました。





だから


アーチストを目指している学生さんは、一度は就職されてもいいと思います。僕はね。人それぞれですが・・・


それと今、フリーターで制作活動をしている人は、絶対に確定申告をしてください。税務署で緊張するかも知れませんが、自分で行って申告して、税金を払って下さい。年金や、国民健康保険など払ってください。



それらをやって初めてアーチストと名乗れるのだと思います。




あとはいろんなことを体で覚えていってください。教科書はありませんからね。



あと、今、不安を抱えている人は、必ず不安が無くなる日が来ますから。安心してください。

最初から不安がない人の方が後でヤバイです。



不安でも、とりあえず3年は我慢して働いてください。

そして、何かやり始めた人は、10年は芽が出ないと思って下さい。






深堀隆介
Riusuke Fukahori










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